一人だと誘惑に負けてなかなか長続きしないダイエット。
でも一緒に頑張ってくれる人が身近にいるだけで
不思議と頑張れることってありますよね。
もしそれが、生まれたときからいつも一緒にいる姉妹だったら
最強だと思いませんか？
私は、姉妹で一緒にダイエットをはじめました。
そして、このダイエットを経験したことで、
自分が実現したい将来の姿にも気付くことができました。
今回は私が経験したダイエットにまつわるお話しをご紹介します。
心強い味方
私がダイエットをしようと思ったのは、
高校を無事に卒業し、一か月後に大学の入学式を控えた頃でした。
理由は部活を引退してからの約一年、
大学受験に向けて毎日家や近所の図書館で勉強ばかりしていたため、
体重が5kgも増えてしまったから。
いまの太った姿のまま入学式を迎えるわけにはいかない！
と思った私は、ダイエットすることを決意しました。
SNSで方法を調べ、私が選んだのは、
毎日水を2リットル飲むというもの。
早速今日からこの方法を始めようと思った時、突然妹が部屋に入ってきたのです。
なんと偶然にも妹も同じダイエットを始めようと考えているとのことでした。
妹と私は同じ日に生まれ、ずっと一緒に過ごしてきた双子の姉妹。
私にとって、一番信頼できる相手だったので、
ダイエットに一緒に挑戦できるということがとても心強く感じました。
二人で取り組んだ“水ダイエット”
水ダイエットの内容はとても簡単で
1日に水を2リットル以上飲むだけなのですが、
飲むタイミングは「起床後すぐ」「各食事前」「入浴前」を
メインに取り入れるというもの。
一度に多くの量を飲むことは少し難しかったので、それ以外にも
テレビを見ているときや気が付いたときに水を飲むように意識しました。
この時に良かったのは、うっかり水を飲むことを忘れてしまっても
隣で妹が声をかけてくれ、すぐにカバーすることが出来ること。
やはり一人で行うよりも誰かと一緒に行う方が、確実に進められると思いました。
工夫する必要性
水を飲むことに慣れてきた頃、これだけでは物足りなくなったこともあり、
毎日の体重測定と軽い筋トレを日課に加えることにしました。
毎日起床後すぐと入浴前の2回、姉妹揃って体重を計り、
それぞれの体重をお互いが管理するというもの。
友人同士なら、少し恥ずかしく感じてしまう内容でも
姉妹なので構わず出来ることが、
二人で取り組むメリットにも繋がりました。
また、筋トレはお互い学生時代に運動部に所属していたこともあり、
部活でやっていた内容をお互いに教えあったり、
YouTubeの動画を参考にしたりと毎日楽しく実践しました。
モチベーションを上げる
ダイエットの効果に気が付いたのは
お互いの入学式まで残すところ10日となった頃でした。
体重は減ってはいたものの、
見た目の変化については気が付かなった私たちですが、
二人で久しぶりに買い物に行き、洋服を試着した時に効果を実感したのです。
今まできつく感じていたウエストがほんの少し緩くなったこと。
むくみがとれ、顔・首回りがすっきりしたこと。
ダイエットの効果がきちんと出ていることに安心した私たちは
とても嬉しくなり、今の気持ちを忘れないようにと、
入学式で着る洋服を新たに購入し、
モチベーションをさらにアップさせることにしました。
待ちに待った入学式
二人で協力しながらダイエット生活を一か月以上過ごし、
それぞれの入学式を迎えました。
別々の学校なので、妹の方が私よりも少し早かったのですが、
あの日一緒に購入した洋服を着て入学式に挑んだ妹が
とても輝いて見えました。
そして、私も迎えた入学式。
新しい生活の始まりということもあり緊張はしましたが、
ダイエットがうまくいき、着たい洋服を着ている自分が誇らしく、
自分に自信を持って入学式に臨むことができたのを覚えています。
ダイエットを通して将来を決めた
私が入学したのは四年制の私立大学。
食物栄養学科で管理栄養士になることを目標としています。
もともとは、食べることや料理をすることが好きだったので選んだ学科でしたが、
ダイエットを経た今、“しっかり食べて健康的に痩せる”ということにも興味が湧き、
ここで学んだ知識を活かしてダイエットに関することも
しっかり学びたいと思うようになりました。
きっかけは“増えた体重を落として、入学式までに綺麗に痩せたい”と
思ったことでしたが、ダイエットを経験して、
自分の将来をさらにしっかりと考える良い機会となりました。
私が試したのは水を飲むダイエットでしたが、
今度ダイエットを行う時は、これから大学で学ぶ知識を活かして、
“食べて痩せる”ということを意識して取り組みたいと感じました。
ダイエットを経験して、体が痩せただけではなく、
将来への新たな目標も見つかり
私にとってのこの期間は、大変実りのある時間となりました。
N587lpppko著
