ファスティングダイエットの話し

週末にチャレンジできる【ファスティングダイエット】初心者が感じた効果

「最近食べ過ぎているのをなんとかしたい」
「普通に食事しているだけなのに体重が増えてきた」
「少しの食事量でも満足できるようになりたい」
そう思ったことはありませんか?

色々なダイエットを試してきたけれど
それも長く続かず、
なかなか痩せられないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方におすすめの「ファスティングダイエット」についてご紹介します。

運動音痴でもできるダイエット

社会人5年目になった私は、任される仕事量が増え、
チームメンバーの指導もしなければならず毎日忙しい日々を過ごしていました。

平日は仕事に追われ、休みである土日は仕事の疲れを癒すかのように
ただただベッドの上で横になりながらお菓子を食べてごろごろするという生活。

仕事のストレスを、好きなものを食べることで発散しているという状況であるため、
気が付けば体重も増えていました。

”生活すべてを変えることは出来なくても、このまま体重が増え続けてはだめだ”
と思った私は、ダイエットすることに決めました。

しかし、運動音痴の私はジムに通うことや
自宅で筋トレをすることにどうしても抵抗があったため、
“食べ方”に変化をつけて痩せようと思ったのです。

そこで出会ったのが、「ファスティングダイエット」でした。

ファスティングダイエットとは

ファスティングダイエットとは、よく知られている言葉だと断食とも呼ばれており、
簡単に言えば、食事をしないダイエット方法のことです。

どちらも基本的には食事を取らずに行う方法ですが、断食との大きな違いは、
水分はもちろん、一部の食事がとれること。

断食のように我慢ばかりするのではなく、
目的に合わせて「酵素ジュース」を取り入れる方法や、
短い期間に集中して行う「プチファスティング」など、やり方がたくさんあるのが魅力です。

ファスティングダイエットのやり方

私が実践したのは、初めてでもチャレンジがしやすい週末だけのファスティングでした。

週末の金曜日から始めるのですが、

■金曜日→朝から徐々に食事量を減らしていき、夕食は野菜ジュースのみ
■土曜日→一切固形物を取らず、水やお茶、野菜ジュースのみ
■日曜日→お昼頃から重湯やヨーグルトなどの回復食

というもの。

なかでも重視していたのは、日曜日の“回復食”と呼ばれるもの。
この回復食をきちんと行わずに食べたいものをいきなり食べてしまうと
それまで休んでいた胃が活動をし始め、
せっかく食事を取らずに我慢したことが
水の泡となってしまうため、注意が必要なのです。

実感した効果

プチファスティングダイエットを実践して感じたことは、
体重の減少はもちろんのこと
少しの食事量で満足ができるようになったこと、
お通じがよくなったことなど、
沢山ありました。

特に“肌荒れ”に関しては、今まで大きなトラブルはなかったものの、
ファスティングを行ったことにより、体内の毒素が排出され、
今まで以上にツヤを感じるようになりました。

また食事を取っていない週末の方が、頭がすっきりと冴えたため、
今までは食事を取りすぎていたのかもしれないと新たに気付くきっかけとなりました。

ファスティングはおすすめできない人もいる

手軽に始められるダイエットなので、
沢山の方におすすめしたい方法だと思いましたが、
なかにはファスティングダイエットに向いていない人もいるようです。

・妊娠している人
食事を制限するダイエット方法のため、いくら健康な状態であっても、
栄養不足や貧血などの影響がないとは言い切れず、体調を崩す可能性があるためおすすめできません。

・頑張りすぎてしまう人
食事制限中、体調不良を感じたらすぐにストップできるダイエット方法ですが、
無理に続けようとしてしまう頑張り屋さんにはおすすめできません。

・回復食をきちんと守ることができない人
ファスティングをしている期間以上に重要な“回復食”。
回復食を守らず、ファスティングの直後からすぐに固形物や味の濃いもの、
消化に悪いものを食べてしまうと、せっかく休めていた臓器に負担がかかって
しまうためおすすめできません。

この他、服薬中の方や、痩せすぎている方など、おすすめできない場合があるようなので、
もしファスティングダイエットを始めようと思っている方は、
一度インターネットなどで検索してみるのもいいかもしれません。

まとめ

効果がわかりやすく実践しやすいファスティングダイエットは、
今の食生活をリセットしたいという方にもおすすめです。

食べ過ぎの抑制や、薄味でも満足感を得ることができたり、
数日のチャレンジでも体重が落ちたりとモチベーションの維持がしやすいのが魅力です。

「食べないなんてお腹が空きそうで不安」とお考えの方は、
予定の入っていない週末に一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

 

N53safeh著